「死ぬ!」とは思わないが、大変な経験をした話。

昨日の出来事です。

日曜日(16日)の講演会に参加するために、前日(15日)から
松山へ行って、ホテルに泊まるプランでいました。

15日は、昼頃の出発でよいので、午前中に旅の荷造りです。
この時、嫌な予兆はありました。
愛用しているトランク型キャリーケースのハンドルが、壊れる。
なんでー、と思いながらも代替品もないし、そのまま使う。

旅の魔よけとして、
母がよくしていた「紙に塩を包む」のは用意した。

久しぶりの松山行き。八幡浜からね。
(距離的に約75km、高速を使わなければ1時間30分ほどの距離です)

道後で、子規記念館で来年1月のイベントのチケットを購入して、
道後商店街で、「芋屋金次郎」さんでお土産を買う(母方の叔母用に)。

さて、道後の有料パーキングから、時間もほどよいし(チェックイン予定時刻)
ホテルへ向けて、車を出す。

走行しだして、ちょっとした異変に気付く。
フューン、フューンという弱々しい音が車から聞こえる。
信号で、停止時にも聞こえるので、ボンネット内、エンジン周りからだろうか。
(のちに、これはパワステモーターの劣化かと)

そのまま走行し、
ホテルにも近い大通りで、信号待ちで止まったあとに、
悲劇は、やってきました。

信号で止まっている間に、エンジンのアイドリングが、回転数が不安定に上下した。

信号が青に変わり、
前の車が進み、自分も進もうとアクセルを踏んだが、エンストした。

ん?
かけ直せばいいじゃない。
ブレーキを踏み、キーを回す。
が、エンジンがかからない。

手順は間違っていないが、何度繰り返してもエンジンがかからない。
イコール、自分の車が動かない。

車道の真ん中で、自分の車が動かない。
こんな経験をした事はない。

広い道なので、後ろにいた車は、車線変更して、追い越して行ってくれる。
が、やや渋滞もしている。

自分のした事は、まずJAFにケータイから電話。
周りの車は進んでいる車道の真ん中で止まっているので、自分もパニクリ気味で
なかなか繋がらない(自動応答はあった)電話を、ちょっと手放している間に、
JAFの全国のセンター的なとこにつながっていました。

訊かれた詳細に答えて、最短で15分くらいで着く一番速いのを手配しました、とのこと。

そのくらいの時間なら大丈夫か、と思うが長い。
しばらくは、後続の車もおとなしく避けて通ってくれていたが、信号待ちとかで
詰まったりして、4、5分後には何度かクラクションを鳴らされる。

自分は、異変(停止)からずっと、ハザードランプをつけて、
ブレーキを踏んで(ブレーキランプ点灯)して、
エンジンの始動を、何度かチャレンジしていました。
(けれど、エンジンかからず)

また、ドアを開けたり、自分が車道に出るのは危険があると思い、
運転席に座ったままでした。
人力で車を動かす事になるだろうと、運転席と助手席の窓を
全開に(エアコンが効かないし車内も暑かった事も解消できた)。
Aピラー(フロントウインドウの両端の柱)や、車の後ろから手で押す事になるだろう。

10数分くらいしても、JAFの車が見えず、
電話した時に聞いた、自身が危険だと思ったら車を降りて歩道に移動してください、または
警察に連絡してください(みたいなこと)、を思い出して、
110番に電話。

*状況によっては、JAFに電話して、同時に110番にも電話しましょう。
 
今回は、早く警察にも電話するべき事案でした。

地元の人なら、
JR松山駅からフジグラン松山前の通りで車が止まった。
といえば、交通量の多いところなのは理解できると思います。

10数分も、交通量の多い場所で、自分の車だけが止まって、
後続の車両が、右からも左からも抜いていきます。
たまに、後ろに詰まる事もあります。
たいてい、信号が青になると流れは解消します。

長くなったので、続きは後日。

追伸。

車が動かなくなったら、
交通量が多い場所なら車外に出ない(状況による)。
ハザードをたく。
ブレーキランプでアピール。
JAFを呼ぶ。
110番で警察へも連絡。

さまざまな事を短時間で、判断しなければならない。

鬱で悩んでいる場合じゃない出来事がやってきた。