フレンチのフルコースの食べ方が分かっていない男のいる風景。

経験しておくのもありだな、と
「フレンチのフルコース」を食べに、1人で行ってきました。
初めて、食します。

宿泊プランで、夕食ありを選択すると、
自然と、フレンチのフルコースになるホテルに泊まります。

ここでの宿泊自体は、3回目なので慣れた感じで、チェックイン。
今まで、朝食付きプランだけで、夕食を頂くのは初めてです。

ラストオーダーが案外遅くまで(21:00)あるようですが、
チェックイン時に、食事の予定時刻を聞かれたので、念のため
「19:45分でも大丈夫ですか?」と
聞くと、全然問題ないように笑顔で快諾してもらいました。
(ちなみに19:00過ぎにチェックイン)

部屋で、一息くつろいで(ダブルの部屋を1人で使用)、
夕食のチケットを持って、レストランへ。

レストランスタッフが、たまたま居なかったようで、
私が、入り口で立って待っていると、たまたま近くにいたフロントスタッフの女性の方が
サポート、取り次いでくれました。

15テーブルくらいあるのかな。
奥というか、外周はすでに人がいて、入り口付近のテーブルに。
椅子を引いてもらって、着席です。

さて、
前日から、来る道中(車内)でも、
「最初に、飲み物のオーダーだよな?」
と考えていたら、やはり最初に、スタッフに、

「お飲み物は?」

と聞かれたので、
「どのようなものがありますか?」
(もしかして失礼な聞き方?考えすぎか)

「お手に取って、ご覧ください」と、
開いたメニューを渡される。

1番上に、「ビール」がある。
2番目の項目は、焼酎。

3番目に、やっと、ワイン。
グラスワインとかあるね。
以下、ワインの案内だったか。

シャンパンの、グラスものは見当たらない。
実のところ、ワインは苦手で、発泡のシャンパンならと思っていたけど、
グラスでのそれが見つけられない。

そもそも、自分が一番よく飲む好きなお酒が、ビール。

オーダーを聞かれたので、
「瓶ビールでも、大丈夫ですか?
 フレンチを食べるのは初めてなんです」
笑顔で、受けてもらう。

サービス(提供)、早く、すぐ届く瓶ビール。

「生ビール」もあったけど、仕事帰りのサラリーマンの飲み会じゃないんだし、
トラディショナル・伝統的な感じの、瓶ビールを選んだが、それが後悔の入り口か。
透明なジョッキの、生ビールの方がまだ、ましだったかも。

メニューにあるのだから、注文しても間違いではないと思ったけど、
間違いではないけど、失敗かなという後悔を後々感じることに。

いや、
「フレンチのフルコースに、瓶ビールを頼んだのは
 俺が世界初の人物ではないだろう」などと考えて、落ち着こうと思う。

「フレンチのフルコースの食べ方」自体は、
前もって、ネット調べや、本で読んで予備知識は得ていました。

ナプキンは、2つに折って、折った2重の端を自分側にして、
膝に乗せる。

カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)は
左右に並んでいる、外側から順に使う。

食べ終わったら、お皿にナイフ・フォークを横向きに置く。

食べ方自体は、問題ないかなと。

「お品書き」がテーブルに置いてあったので、
カトラリーの数、メニューの数、内容で、
外側から、一皿に、一組のナイフ&フォークだなと推測できました。
(途中に、スープにスプーン1本もありました)

最初の「アミューズ」で、
カクテルグラスみたいな細い高いグラスの品物が出ました。
基本、食器は持ち上げない、と知っていたので、
底の部分に指を添えて抑えて、反対の手で、添えられていたスプーンで
頂きました。
うっかり、グラスを倒してしまうわけにはいきませんからね。


長くなったので、
次回の、後半へ続く。