「旅行に行こう」対「お金がかかる」。

毎週、母はすい臓がん治療(治療というか進行を止める)ために火曜日に病院に通っています。

毎週というか、正確には3回行って、1回休んで次の週からまた通うと。

昨日も、病院に行きまして、
帰ってきてから、妙に上機嫌な様子。

ある数値が(それをまだ何か聞いていないが。腫瘍マーカーではない)、
また下がっていない、のが理由らしい。

その数値というのが、「輸血が必要かどうか」の判断基準らしくて。
常人で10という値、母で7〜6、6を切ると輸血が必要らしい。

今回も、免れたらしい。
嬉しくなるのも、わからないではないけど。

それ、貧血かどうか、ということですけど、看護士さんとかのアドバイスから
牛肉、それも赤身を食べれば数値は上がるか、維持できる様な話は聞いていて(直接ではなく母から)。

日曜日のお昼は「釜飯ステーキ定食」を食べて(松山まで行って。前回もコレ食べて数値が悪化してなかった)
夕食にも、自分がスーパーから買ってきていたステーキを食べていました。

で、結果、火曜日の診察でも数値が良かったのだろうか?

母曰く、先生との会話で、
『とよたさん(母)は、月1回くらい旅行して、体が動くのだから
そこそこ動いて(運動して)過ごしていればいい』
とのことで、母は気を良くしている。

そこで自分は、(月1旅行)が気分転換にもなるのだなと納得して、
「今月、高知の一泊旅行もいこうか?」と、
母に言ったところ、

『旅行に行ったら、お金がかかる』

って。

そこで、自分、カチーン!ときまして。

あらかじめ、以前にも高知旅行のプランは母にも伝えてありまして。
そのときにも、費用の心配はないと。

9月の初めにも道後温泉近隣のホテルに泊まりで行ったけど、
その際の費用も自分持ちで、母に1部たりとも請求していないし、
高知旅行も、1円たりとも出してもらう気はない。全部自分持ち。

なのになぜ、「旅行に行くとお金がかかる」だと?

ステーキ釜飯定食を食べに行くのも、いやいや、
このところ週末の土日は、いつも母の負担を減らす為に外食をしていて
その費用を、全部、自分が出しているのに、

外から「お金がかかる」だと?

母にしていた事の、すべてが嫌になる。

つづく。