距離。

すい臓癌で、余命1年といわれている母が、
1ヵ月半の入院から自宅に帰ってきての同居も、1ヵ月近く経ちましたが
近くにいると、逆に距離を置いてしまう場合もあるのかもしれませんね。

余談ですが、
余命1年は、さすがに本人は聞いていないでしょう。

先日、母が誰かに電話しているのが聞こえましたが
(母は耳が遠くなっているので、電話等で話す声も同時に大きくなるので部屋の外の通話も
 聞こえてしまう事があります)
母自身、癌の大きさ、転移が1ヶ所あることは自分から質問して回答で聞いたようです。

ただ、よく癌で余命3ヵ月といわれて、実際は、それ以上、半年や数年も生きる事例があるように、
「医者は余命を短めに言う」と思います。

だって、正しい判断だとして長めに言っても、もし、それより早く亡くなられたら
遺族の方から、それこそ医療ミスじゃないかとかなにやら責められるケースも十分に想像できますし。

自炊期間に比べて、母が帰ってくると、やはり物が増えてきました。食材ですね。
両親との3人家族ですが、1人の自炊時の3倍以上の在庫量。しかも、使い残りで鮮度も落ちていると思う。

冷蔵庫も、「冷蔵庫大事件」で、かなり空にしていたのに、埋まってる。

こういった所に、ずっと母が嫌いな面がある。

仕事から帰って、玄関を開けたら、根野菜やら果物(みかん)の入ったダンボールやら袋が置いてあったり、
ゴミ屋敷のように物があふれ積んである台所が目に入ってくるのは、自分にとって(多分、普通の人には)ストレスです。

最近でも、仕事に持っていく弁当は自分で作っていますが、
父と母の昼食は気にせず、夕食も母が用意してくれて
その辺は助かっています。