「君はどうしたいと考えているの?」
居食屋「和民」で有名な、ワタミの社長、
渡邉美樹著の、
「サービスが感動に変わるとき」(中経出版)
の中でタイトルの言葉が出て来る。
ある店舗で、店長とベテランメンバーとの不仲がある。
それを、(新卒対象らしい)親睦会で、彼は社長に報告する。
そこで、逆に質問がある。
「そこでどうしようと考えているの?」
「まず店長がメンバーさんと話し合うことだと思います」
「私が聞いているのはそういうことじやない。"君"はどうしようと
考えているの?」
彼は黙り込む。傍観者ゆえ答えることができない。
そんな内容の記述がある。
自分にとって、ものすごくリアルだった。
評価・判定は(とりあえず)、難なくくだしたが、実のところ
「自分はなんの行動もしていない」状態に過ぎない。
傍観者と言われても、反論の余地も無い。
頭の中、理屈では解決できることでも、
現実に起きることに関わっていかなければ、
何も解決しないということなのでしょう。