人は必ず、年をとります。

お見舞いに病院を訪れました。
僕の直接知っている人ではなくて、
父の関係の知り人など、2人訪れました。2人とも同じ病院でした。

1人は、実のところ癌で、余命は少ないとの事。
本人はそのことを、多分知らないようです。
リハビリ室でリハビリしていたのを僕は遠くからチラッとだけ見ました。

もう1人は、
3階のフロアで、他の大勢中の方とテレビを見ていました。
みんな車イスに乗ってテレビを中心に扇形に集まって、
テレビを見ていました。
親戚の方、もう90歳を越えているんですね。
耳が遠いようでした。
最後の方、手を合わせて、こちらを向いていました。
肌色ではなく白い色の手でした。

長生きって、幸せなのかなぁ。
その答えは知らないけれど、
僕の生き方、その終焉も、気にはなるのです。
これまでも、これからも、きっと。