DAZAI.

テレビ朝日系であった、
「永遠の恋物語」という番組を見た。
新聞欄に書いてあった、
太宰治に関するものだったから。

他の本を読みつつ見ていたのですが、テレビで
「太宰」という度に、テレビのほうを向いてしまいました。
すっかり過去とはいえ、高校生の頃、とてものめり込んで
いたから、その記憶からか敏感なんですね。

太宰。この濁音の多い名前は妙にインターナショナルな
響きも感じます。
海外にも、数多くの国に翻訳されていることが頭に
インプットされているせいかもしれませんけど。

DAZAI.
これはブランドかな、と思います。
僕はもう、読まなくなったけれど、
若い人とか、まだまだ読み継がれるでしょうね。

あ、そうそう
この番組も良かったです。構成とか。
富栄さんを演じた女優さん、本物の彼女の
(数点のモノクロ写真しか見ていませんが)
知的で神経質そうなイメージがよく再現できていました。
それに、この話で登場した、「さっちゃん」の返事が、
オープニングと、
話しのラストでは、トーンが変わって
(後の方が元気でトーンが高くて)
その演出も良かったです。

一話完結なので、来週も見るかはともかく。