忘年会。

携帯電話が鳴った。
正確には、マナーモードのそれが、振動した。

画面を見ると、久し振りのM君だった。
通話ボタンを押した。

酔った様な、テンションの高い、M君とつながった。
忘年会の途中らしい。
昨日、ボーナスが出たって。
このくらいの、時期かもね。僕も10年居たから。
最後の電話が、豊予社の面接前だったので、
そのままM君は、豊予社に受かったと思っていたらしい。
あっさり落ちたよ、と伝えた。
次の就職の会社が決まったら伝えるって言ってたじゃん。
落ちたので、伝えないままだったじゃん。

M君は、いい奴だ。
いい奴に、会えないのって
つらいね。

追伸。
今年は、忘れてしまいたい事が多いけど、
忘年会は無しかもね。

追伸2。
忘年会より、来年を望む
「望年会」というのは前の会社の社長のネタですが。