癌治療という、出口の無い迷路。

土曜日に、入院から通院へ変わるので、母を迎えに行って
車で、しばらく世話になる姉の家へと行った(自宅ではなく、ここからの通院となります)。

姉の家は」、マンションタイプの社宅なので3階の階段を上るのですが、しんどそうでした。

部屋に入ってからも、こたつに入ってから、すぐ横になり、
そして、バッグからナイロン袋を取り出したと思ったら、ゲーゲー嘔吐しだしました。

自分は、すぐに、ティッシュの箱を差し出したのですが、
すぐやってきた姉は、大丈夫?と言いながら背中をさすりだしました。

自分は、どうしても気が回らないんだろうというネガティブなことを思いました。

その後は、持ち直しまして、昼食には、僕の買ってきた、お店の持ち帰りの釜飯を
少しだけど食べてくれました。
病院の食事には、味付けとか、受け付けられず、ほとんど食べれなかったとのことです。

病院暮らしから、抜け出した訳ですし、
食べ物も、制限がないので、美味しいものを食べて元気になってもらいたいものです。

ただ、
癌が消えるとか、そういう奇跡がおこることはなく、現実は厳しい方向へと
進み、もうもとのような生活に戻り、それが続くことは、無い

そういうことを意識しています。