反対意見。

実は昨日、「とさのかぜ」が届いていたが、
ぱらぱらと目を通しただけで(他の書籍を読むのを優先した)いた。

今日は、じっくりと読んだ。

雑誌とか、こういうものって僕は読者からのお便りコーナーとか
好きなんですよね。
「とさのかぜ 形の号」のそこを読んでみた。

実は、この高知県が発行する「とさのかぜ」は一旦、廃刊が決まったものの
橋本県知事の一声で続行が決まった経緯がある。
前号あたりでは、続刊を願う声、廃刊を悲しむ声で、読者コーナーは
埋まっていました。

で、今号を読んでみると、
反対意見も、3件ほど載っていました。

要約すれば、知事批判と、税金の無駄遣いだ、との意見でした。

「これが、税金の無駄遣いだろうか?」
匠の意見ですね。

本のサブタイトルは、
「見えない文化が見える本」
僕には、それが十分に実行されていると見えます。

文章と写真、それを冊子にして残す「とさのかぜ」。
もし、それがなければ、
「文化」は、形ないものとして、いずれ消えるしかないのです。

いかにも賢そうな(「税金の無駄遣い」は大義名分のように聞こえますが)
意見に対し、
より、公正で建設的な態度で応えて欲しいと願います。