リストラされて良かったのかもしれない。ただし、

ただし、まだ復活の途中ですけれど。

「明日、辞表を出せ」と直属の上司に言われて、
翌日から出社拒否で、会社を辞めた。
親(特に母親)とも仲が悪くなり、3日ほど家出した。
途中で、夜中に会社のポストに辞表(退職願だが)は
入れておいた。

家には戻ったものの、ハローワークに行ったり、
もちろんネットでも同サイトをチェックして、
そして何社か履歴書を書き受けたが、全滅。

ここから飛び降りたら死ねるのではないか?
そういう場所を、2ヶ所下見したことがあるのも
この時期だ。

とありあえず、何とか
そうめんの木箱を製造する会社に入社するが、
試用期間の3ヶ月を待たずに退社。
今思い出しても、過酷な現場だったと思う。2度と働きたくない。

実のところ、リストラされた会社で「勤続疲労」を起こしていた。
当時の自分は、出世しようとの意思は無かったし、
しようと思っても、その術を知らなかった。
(単に、常識が無かっただけか?)

また、リストラ直前の1年は、自分がしている仕事を、
コンピュータ処理に置き換える為のアシストであり、
その事をわかっていたので、それも精神的に、負担だった。
(名ばかりの異動はあったけどね)

リストラされて、2年間無職で(そうめん木箱製造1.5ヶ月と、
みかん摘みのアルバイトはした)。

どこかで、仕事なんかしなくても生きていたい、
という願いが実現していたのかもしれません。
(ふつう、実現しませんよね)

その後、今の環境センター(=早く言えば、ごみ処理屋)の
完全週休2日の仕事に収まっている。

リストラされてからの、2年半で
たまに、「リストラされて良かったのかも」と、
時々は思うけれど、
まだ、それを大きな声では言えない。

まだ、復活の途中に過ぎない。
今、それだけは言える。