今日の読書「私に売れないモノは…」。

今日、読み終わったのは、

「私に売れないモノはない!」ジョー・ジラード著(フォレスト出版)

たまたま、書店のビジネス関連の場所に平積みしてあって、
目に入ってきた本だ。
なんて尊大なタイトルだろう、と思いながらも、帯に印刷してある
作者のスマートでナイスガイな写真に惹かれて手に取った。

世界No.1セールスマン…ギネスブックにも認定されているという。
彼は車のセールスマンだが、1日に最高18台、1ヶ月最高174台、
1年最高1,425台、1日平均6台は、国の違いを超えて、 
確かに世界一だろう。
本のタイトルは、誇大でも不遜でもなかった。

読んでみて、面白かった。
彼の生い立ちが恵まれていた訳ではないこと、
彼の見つけた「ジラードの250の法則」
(1人のお客に与えた、良い事も、悪い事も、その人の周辺
 250人に知れ渡るという法則)、
車は何年か周期で買い替えがあるので、お客を「観覧車に
詰め込むようなものだ」という比喩。

セールスマンに対して、お客が
「売りつけられるのではないか」という意識をもっているのは
アメリカでも同じものらしい。

実のところ、売りつけるのではなく、
お客様が欲しいものを買う手伝いをするのが、
セールスマンの仕事なのにね。